北京故宮博物院200選

週末、東京国立博物館の北京故宮博物院200選に行ってきました。世の中の人は、果たしてそんなに中国文化に興味があるのかというような盛況ぶりです。目玉の「清明上河図」はなんと3時間待ち。その他の展示は比較的スムーズに入れましたが、館内はごった返しで、なかなかガラスケースのそばに近づけません。とりあえず書画のコーナーはスルーして、工芸のコーナーを中心に見学。さすがに中国は日本の物とはひと味もふた味も違う、超絶技巧。わびさびとは次元の違う世界に圧倒されました。その後回った、本館の常設展は閑散としていました。展示されている物はどれも一度は目にしたことのあるような、国宝級、重要文化財級のお宝ですが、やはり滅多に来ない物が来た。というのが大事なのでしょう。