そこにあったもの

先週末、母と叔母（母の妹）、兄と私夫婦の総勢5名で三重県の津へ行ってきました。ここは母の生まれ故郷。そして私にとっては子供の頃、夏休みと言えば楽しみにしていた場所でした。歩いて2〜3分で海。10分歩けば街という立地、しかし祖母がこちらに出てきて空き家となり、叔父が別荘として引き取り、その叔父も昨年他界。家も数年前に取り壊されました。ここを訪れるのは、母は20年以上ぶりではないでしょうか。昔楽しみにしていた、屋上のゲームセンターがあったショッピングセンターは駐車場に（写真上）。家があった場所は雑草が生い茂る空き地になっていました。街の中心は郊外の国道沿いの大型ショッピングセンターに移り、夏は縁日が出た商店街はシャッター通りに。それでも母が楽しみにしていた、昔からやっているうどんやさんは今も健在で、思い出のきしめん（津では普通のうどんのこと）が食べられました。